運営趣旨について管理人が勝手な事を言ってます。
本サイトの目的
「認知科学ウィキ こぐまにあ」はウィキ(wiki)です。ウィキというのは複数名で情報を共有したり、共同編集したりすることで作り上げていくテーマ別のオンライン百科事典のことです。本サイトのテーマは認知科学です。認知科学に関する情報について、誰でも閲覧と編集と拡充が出来るサイトです。
サイト設置の背景
ではそもそも何故ウィキを設立したのか。この点についての経緯を記しておこうと思います。
管理人である私DDAは専門家ではありません。ですが、ウィキを立ち上げたいと思ったくらいなので、専門家の方々には遠く及ばないにせよ、認知科学の論文や書籍を読む機会は多い方だとは思います。認知科学はとても魅力的な学問だと思います。とはいえあくまで初学者ですし、認知科学の情報源は英語で書かれたものが主ですから文献上でわからない英単語や上手く意味をとれない英文に出会うことがしばしばあります。そんなときはインターネット様々で、実際にgoogleなどで検索してみるわけです。ただ当然のことながら英文を検索に掛けるわけですから、それを詳しく述べているのも英語圏のサイトということになります。実際にサイトに飛んでもまたわからない用語や人物(ときには独仏西語まで混じりつつ)に出会うわけです。詰まり中々調べものが終わりません。こうした苦労をするうちに自然と、データベースがあれば便利だなと素朴に思うようになりました。そして、ならばいっそ共有出来るインフラで行った方がいいのではないか。気付くと、「こぐまにあ」を立ち上げていました。
(;_;)
調べものをもっと楽にしたい。いっそのこと英文を読まなくて済むように。 (=_=;)
いや、それはむしろダメでしょ。
さらにもう一つ、私個人の話とは別にウィキのようなデータベースが認知科学にとって重要ではないかとも思うのです。そもそも「認知科学」と一口に言っても、その実態は「知」について様々な角度から探求を行う諸学の集まりです。故に関心と成るテーマは多岐にわたりますし、認知科学を織り成す分野も数多くあります。異分野間の研究者が共同で研究をすることも少なくありません。認知科学が学際的、多元的と言われる所以です。学際的/多元的であればこそ、逆説的なのですが認知科学という全体像や方向性を把握するために、分野を超えた視点の共有が重要になります。こうして認知科学を勉強する一人ひとりがその専門性を保ちつつも、全体像を把握するために他分野の情報を知るということは極めて重要な課題になります。しかしながら、従来のメディアである書籍や論文では紙幅の制約からどうしてもコンパクトになり、他分野の情報を知る機会は中々得られません。
(=_=)
認知科学はどこへ向かうのか。言われてみると意外とよくわからないよなぁ。
そう言えばゲシュタルト学派は全体がわかってこそ部分がわかるとか言ってたような…。 (;_;)
それに全貌を、って言っても全集もこの不景気で決して安くないし。そもそも洋書高いし。
科学好きにはつらい時代だよね…。
そこで、リンク一つで手軽に別の分野や項目を調べられるWeb、ひいてはWikiのような紙幅という制約の小さなデータベースが重要になるはずです。とまぁ堅い話はともかく、以上の二点を考えた結果、認知科学のウィキは大切だし、大きなものがないのであれば作ってもいいのかなと思った次第です。参加して頂けたら嬉しいです。なにはともあれ認知科学を楽しむための有益な情報サイトにしていきたいなぁと思っていますのでよろしくどうぞ。(→次のページへ)
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